ニコニコ公式でゲーム大会を行うゲームマスターという企画の
一番最初のタイトルに選ばれたようで，ニコニコでも随分再燃してる様子．
実際ニコ生で「シレン」と検索すると結構引っかかる．
この機会にみんな見たりやったりすればいいと思う．
とくにTAはおもろい．
不思議なダンジョンシリーズは
トルネコ，チョコボ，ポケモンと有名ゲームシリーズの外伝みたいな感じで出る中，
シレンだけは不思議なダンジョン一本で名を挙げてるのがすごいとこ…
なにが面白いのっていうと，
・毎回違う展開になり，ｗｋｔｋできる
・失敗したら取り返しがつかないからこその緊張感がある
・必勝パターンすらほとんどないから常に試行錯誤の繰り返しで飽きない
・成功の仕方も失敗の仕方も人それぞれで見てると笑える
・デメリットがデメリットで終わらない
・失敗は成功のもと．自分の知識と経験で，次にチャレンジできる
今書いてる間に思いついたのでもこんな感じ．
失敗してアイテムロストするのが嫌！って人にはちょっと嫌煙されるかもしれないけど，
そういう人にもやってもらえるように最近のシレンにはタグ*というシステムもある．
※タグ：ロストしても落し物として手元に帰ってくるシステム
個人的には5番目のデメリットがデメリットで終わらないってところが好き．
なんのこっちゃっていうと，例えば敵のLVUP．
本来敵がLVUPしたら強くなるから嫌なものだけど，
当然，うまくやって強い敵を倒せればその分経験値はうまい．
状態異常はデメリットでしかない！っていうけどじゃあそれはシレンだけでなく，
敵にとっても同じである．と考えれば，嫌な状態異常ほど敵にぶつければ有利になる．
こんな風に，初めてのときは苦しんだけど知っていれば逆に利用して打開できる．
ってところがいいと思う．
あとは，やっぱり他人のプレイ見ても面白い．
数ターンで劇的なことが起こりうるので，コントみたいな現象や，神がかったプレイ等
珍プレーが見れる．
実際シレンRTA大会でも珍しい事態が多々起こり (基本的に致死)，大会後の後夜祭では，
プレイヤー・リスナーから寄せられた名場面集を上映したりして，盛り上がっている．
特徴はざっとこんな感じ．
やる人は是非！
じゃあシレンシリーズいろいろあるけど，どれがいいの？っていうと，
全部をやったわけではない (シレン1，2，4+しかやってない) ので断言できないけど，
とりあえず3はなかったことになってるのでry．
DS1とDS2も少し微妙かも．
DS1はSFCの，DS2はGBのリメイクだけど，それぞれ改悪と呼ばれる点が多いらしい．
個人的には初心者には64のシレン2を薦めたい．
1，GB2，4+，5も良い評価っぽい (4も良いけど，今なら4+買えばええやん？)．
ちなみに最新作になるに連れインターフェースが改善して，
よりストレス無くプレイできるし，
ストーリーはシリーズでつながってるところはあまりないので，
いきなり最新作をやっても問題ない．
やったことあるシレンシリーズに関しては別記事で書くかもしれないから，
2をすすめた理由はそっちで書くと思う．
長々と書いたけど，やっぱりシレンは面白い．
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以下蛇足でシレンと関係なしに個人の考えだけど…
知っていれば一足飛びで強くなったり先に進んだりできるゲームって，最近少ないと思う．
シレンは知識と経験がものをいうから，それらを蓄えることで，もう一回！もう一回！
ってやりたくなる．試したくなる．
他のゲームで言えば
マリオブラザーズだって知っていればワープでSC (ショートカット) できちゃうし，
昔のDQも一部の会話フラグさえこなせばかなり自由な冒険の仕方ができる．
スターオーシャンは隠しダンジョンが序盤に存在し，強敵から逃げつつ宝箱を漁ることで，
一気に強くなれたりする．
最近ではデモンズソウル．バグSCでなくとも，様々なSCや攻略があるから，
いろんなプレイを試したくなる．
こういうゲームは仮に周回による特典要素がなくても，楽しんで何度も何度も遊べるから，
今でも名作として売れてるんじゃないかと思う．
逆に某有名RPGの新しい奴等のようなものは一本道で
知っているのに！できるのに！わかるのに！こうしたいのに！
させてもらえず，わざわざ面倒な事をやらされて，
自分の考えや知識，経験を無視して面倒さを味合わされることが個人的には嫌だし，
批判されてる根本的なとこなんじゃないかと思う．
結局ユーザーの独自性がでないならゲームである必要がないわけで．
各々のプレイングに差ができるから面白いかなって．
これ読んで別に〜って思う人は多分映画見るほうが好きなんじゃないかなー．
自分が手を動かしても他人が手を動かしても同じ結果にしかならないゲームは，
自分がやっている感覚薄いと思うし，それで話の展開おっていくだけなら
映画みるのとあんま変わんないかなと．
ゲーム作る人はそういうこと考えて"ゲーム"を作って欲しいですね…